アジア株はまちまち インド株は3週間ぶり安値、コロナ感染者数がブラジルを抜き世界2位に
アジア株はまちまち インド株は3週間ぶり安値、コロナ感染者数がブラジルを抜き世界2位に
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 24670.54(-24.91 -0.10%)
中国上海総合指数 3350.03(-5.33 -0.16%)
台湾加権指数 12620.03(-17.92 -0.14%)
韓国総合株価指数 2385.12(+16.87 +0.71%)
豪ASX200指数 5928.00(+2.49 +0.04%)
インドSENSEX30種 38241.16(-116.02 -0.30%)
アジア株はまちまち。
上海株・香港株は軟調、米中対立激化が懸念されているもよう。香港市場で中国半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が20%安。上海市場でも10%安に。トランプ米政権がSMICを貿易相手として好ましくないとしてエンティティリストに追加するかを検討しているとの報道が伝わっている。そのほか、香港で6日、6月末以降で最大規模となるデモが行われ、300人近くが逮捕されたことも嫌気されているもよう。
韓国株は0.71%高、新型コロナウイルス新規感染者数が5日連続で200人を下回っていることが好感されているもよう。
豪州株は上値の重い展開。ビクトリア州メルボルンのロックダウン延長が懸念されている。ビクトリア州のアンドリュース首相は「感染者数の伸びは鈍化しているものの、安全ではない。第3波が始まりつつある」と述べ、メルボルンのロックダウンを今月28日まで延長すると発表した。従来は14日までの延長だった。
インド株は下落、約3週間ぶり安値をつけている。インドで7日、新型コロナ新規感染者9万632人が確認された、1日としては過去最多となる。インドの感染者数は累計420万4613人となり、ブラジルを抜いて世界2位になった。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。