続落、世界経済の不透明感やリビア停戦が重しに=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=42.34(-0.48 -1.12%)
ニューヨーク原油は続落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.48~0.47ドル安。その他の限月は0.48~0.15ドル安。
マークイットが発表した8月の購買担当者景気指数(PMI)が強弱まちまちだったことが重しとなった。7月から8月にかけて米国ではPMIが一段と改善したものの、ユーロ圏では失速した。新型コロナウイルスの世界的な流行が続くなかで、企業心理の回復は一様ではない。内戦が続いていたリビアで停戦が発表されたことも圧迫要因。
時間外取引で10月限は下落。通常取引開始後は一段安となり41.46ドルまで下げた。ただ、引けにかけては下げ幅を縮小した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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