ドル高優勢、NZドルはLASP拡大を受けて売りが出る=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は106.72円付近まで強含み。主要国と中国の緊迫化を背景に逃避通貨であるドルの買い戻しが続いている。ユーロ/ドルは1.1716ドル付近まで軟化。
香港では民主派メディア創業者の黎智英氏のほか、民主活動家の周庭氏が釈放されたが、共産主義的な裁判が行われ、西側諸国と中国の緊迫感は一段と強まる見通し。サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えたところによると、中国人民解放軍は米軍と衝突した際に先んじて攻撃しないように指示されているという。
ドル中心の値動きとなっているなかで、ユーロ円は125円ちょうど前後、ポンド円は139円ちょうど前後で上下し、方向感は限定的。
NZ中銀が大規模資産購入プログラム(LASP)を1000億NZドルまで拡大したことを受けて、NZドル/ドルは0.6524ドル付近、NZドル円は69.60円付近まで軟化。
執筆者 : MINKABU PRESS
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