ドル円は落ち着いた動きに=東京為替概況
ドル円は比較的落ち着いた動きとなった。昨日の海外市場でドル円は105円50銭台から106円40銭台まで上昇した後、105円台に値を戻す大きな振幅を見せた。その後を受けた東京市場でドル円は朝の105円台から106円台に上昇と、やや下値しっかりの展開を見せたが、上値は106円19銭までと限定的。昨日は東京市場でも106円40銭台から105円台に戻す振幅を見せるなど、不安定で荒っぽい動きを見せた後だけに、上下ともに積極的な取引に慎重な動きとなった。
ユーロドルは1.1770前後での推移。朝の1.1750台から若干上昇も値幅はドル円同様に限定的。
13時半に豪中銀理事会の結果が発表され、事前見通し通りの政策金利及び3年物金利目標の現状維持が示された豪ドルは、対ドルで0.71台前半での推移が続いた。事前見通し通りの結果ということで結果に対する反応は鈍い。声明は楽観姿勢が若干後退という印象も想定の範囲内か。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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