反発、米原油在庫は大幅に減少=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=41.27(+0.23 +0.56%)
ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.23~0.26ドル高。その他の限月は0.17~0.30ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が大幅に減少したほか、石油需要は一段と回復するなど米国の需給は一段と引き締まったが、夏季休暇シーズンとあって売買は低迷しており、上値は伸びなかった。米国で新型コロナウイルスの流行が引き続き悪化していることや、米国を中心とした西側諸国と中国の対立の先行きが見えないことも上値を抑えた。
時間外取引で9月限は売り買いが交錯した後、41.56ドルまで水準を切り上げた。通常取引開始後は41.57ドルまで高値を更新したが上値は重く、高値からやや押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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