【海外市場の注目ポイント】6月の米雇用統計など
日本時間午後9時半に6月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が12.5%、非農業部門雇用者数の大方の予想が305万8000人増となっており、失業率が前月の13.3%から低下すると見込まれ、非農業部門雇用者数の伸びが前月の250万9000人増から加速し、2カ月続けて過去最大を更新するとみられている。6月に米国の各州で経済活動再開の動きが広がっており、非農業雇用者数の伸びが予想を上回れば、米国の景気回復期待が強まり、リスク選好の動きで円が売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には5月の米貿易収支や米新規失業保険申請件数、同午後11時には5月の米製造業受注も発表される。5月の米貿易収支は、大方の予想が532億ドルの赤字となっており、前月の494億ドルの赤字から赤字幅が拡大すると見込まれ、米新規失業保険申請件数は、大方の予想が135万件となっており、前週発表の148万件から減少するとみられている。5月の米製造業受注は、大方の予想が前月比8.7%増となっており、前月比では3カ月ぶりに増加するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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