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ユーロ円やポンド円は上昇 米株安も円安は続く=NY為替

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は下げ渋っているものの、買戻しの気配もなく、111円台半ばでの推移が続いている。この日発表のマークイットの米PMIが49.6と景気判断の分岐点である50を下回り、2013年以来の低水準に低下したことでドル売りが強まっている。この発表を受け、米30年債利回りが過去最低水準に低下。弱い米企業景況感指標で、市場ではウイルス感染の米企業への影響に改めて警戒感を強めた模様。

 一方、ユーロ円やポンド円といったクロス円は買いが続いており、ユーロ円は121円台に上昇。米株はIT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まり、リスク回避の雰囲気が強まっている。ただ、円高にはなっておらず、ドル円の下げはあくまでドル安。今週は突如円売りが強まり、ドル円は一時112円台まで急上昇するなど、上へのレベルシフトの予兆が出ている。理由については明確ではなく、一部からは、「円はもはや逃避通貨ではなくなっている」といった見方も出ているようだ。

 先日発表の10-12月の日本のGDPは消費税増税の影響で大幅なマイナス成長となり、コロナウイルス感染の影響も拡大している。今後の影響が危惧される中、オリンピックをが開催できるのかといった声も出始めている状況。度重なる悪材料に、日本経済への不安感が、素直に円売りを誘っているとの指摘も出ている。

USD/JPY 111.61 EUR/JPY 121.17
GBP/JPY 144.80 AUD/JPY 74.00

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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