FOMC受けドル買いの反応 追加利下げ見込まず中立姿勢を強調か=NY為替概況

今日の為替 

 きょうのNY為替市場、午後になってドル買いが優勢となり、ドル円は108円台半ばに上昇した。午後に公表されたFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見を受けて為替市場はドル買いの反応を見せている。FRBは大方の予想通り0.25%の利下げを打ち出して来た。しかし、それ自体にはサプライズはなく注目は、FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)から追加利下げへのヒントを探りたいところだったが、ドット・プロットの中央値は2019年末も2020年末も1.875%とこの日決定した水準と変わらずとなっている。中央値だけから見れば追加利下げは見込まれず、予想以上にハト派色はなかった。

 しかし、ドット・プロットのばらつきを見ると、追加緩和の必要性でメンバー内の意見が真っ二つに割れている様子も示された。予想以上にハト派色はなく為替市場はドル買いの反応を見せているが、内容の割にはドル買いの反応は小幅な印象。

 パウエルFRB議長は会見で、経済が弱まれば追加利下げが必要となる可能性にも言及しており、中立姿勢を強調したかった印象もうかがえる。

 早速、トランプ大統領からは「またも失敗、ガッツがない!」との苦言が出ていたが、パウエルFRB議長は会見で、政策政決定は経済指標次第である点を強調していた。

 ポンドドルはFOMCを受けて一時1.25ドル台を回復。きょうは英消費者物価指数(CPI)が予想を下回る内容だったことから、ポンドドルは1.2440ドル近辺まで値を落とす場面も見られていた。

 その英CPIだが、前年比1.7%と英中銀のインフレ目標である2%を下回っていたほか、食品・エネルギーを除いたコア指数も前年比1.5%に低下していた。コンピューターゲームや衣料品がインフレを抑えた。

 英中銀は2020年末までインフレ率が目標を下回って推移すると予測しており、その通りの結果が出始めている。明日は英中銀の金融政策委員会(MPC)が予定されているが、金利は据え置きが予想されている。英中銀はEU離脱が混乱なく通過すれば利上げの選択肢を残してはいるものの、今回のCPIを見た限りでは利上げ期待は後退させざるを得ない。

 ユーロドルもFOMCを受けて1.10ドル台前半に値を落とした。ただ、1.10ドル台は堅持しており、きょうのところは流れに大きな変化はない。ただ、21日線は再び下回っている。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

主要通貨レート

FXアプリ スマホランキング

GMOクリック証券 26

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定)
豪ドル円スワップ 17
最小取引単位 10,000通貨
テクニカルの種類 13
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

YJFX! 24

ドル円スプレッド 0.3銭(原則固定)
豪ドル円スワップ 14
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 11
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
YJFX! のアプリ詳細

DMM FX 21

ドル円スプレッド 0.3銭(原則固定)
豪ドル円スワップ 14
最小取引単位 10,000通貨
テクニカルの種類 12
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
DMM FX のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標