ドル円一時108円26銭近辺まで=東京為替概況
ドル高円安の動きが継続。米中関係の改善期待が継続しており、日経平均が9連騰となるなど株高円安の流れに。ドル円は昨日の東京午前、NY夕方と二度頭を抑えた108円20銭近辺の売りをこなして、一時108円26銭と直近高値を更新。8月1日以来のドル高円安水準を付ける動きとなった。
週末を前に午後は利益確定の動きがやや優勢で108円10銭近辺まで。もっとも、108円の大台を維持したしっかりとした動き。
クロス円も基本的には軒並みの円安。昨日のECB理事会で利下げ及び量的緩和再開などの緩和措置を取ったことでいったん下げた後、大きく買い戻されたユーロは、対円で119円80銭近辺まで。高値からは調整も119円60銭台と119円台後半推移に。
元高の動きが広がる展開でオフショア人民元は昨日のドル安元高水準を割り込み7.0440近辺まで。なお中国は祝日でオンショアは休場。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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