ポンド買い戻し 月末と過熱感からのショートカバーも=NY為替
きょうはポンド買いが目立っており、ポンドドルは一時1.2250ドル近辺まで上昇した。NY時間に入って買い戻しが強まっており、日本時間0時のロンドンフィキシングにかけてポンド買いが強まった。
特に買い材料はなく、合意なき離脱への警戒感は依然として根強いものの、月末でFOMCを控えていることもあり、ショートポジションの調整が出ているものと思われる。ジョンソン英首相の誕生後からポンドが急速に売られ過熱感も高まっていたことから、ショートカバーを入れ易かった面もありそうだ。
ただ、合意なき離脱への警戒感は根強く、もし、10月末の期限に最悪の事態になった場合、ポンドは現行水準から10%超下落するとの予想まで出ている。1.10ドルを下回る水準。
GBP/USD 1.2213 GBP/JPY 132.66 EUR/GBP 0.9108
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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