ユーロドル、フランスの財政・政治不安と景気減速懸念が下押し 年初来安値に再接近=NY為替
ユーロドルは下向きの流れを継続しており、本日は1.1135ドル近辺まで一時下落。今月付けた年初来安値1.1115ドル付近を視野に入れた動きが続いている。フランスの財政・政治リスクに加え、同国の消費者信頼感指数が13年ぶりの低水準に落ち込んだことがユーロ売りを促した。下値支持線は1.1110ドル付近。一方、ユーロ円も一時175.60円近辺まで下落。
最大の下押し要因はフランスへの不透明感と政治的混乱が長期化するリスク。仏政府が財政健全化を進める上で議会との対立が深まっており、予算案の成立を巡る不安がユーロの重しとなっている。レスキュール仏財務相は議会の採決を経ずに予算案を成立させる手段があると述べていたが、同条項の適用は内閣不信任決議案の提出に繋がる可能性があり、政権の安定性を巡る懸念を強めかねない。
ストラテジストは「状況がさらに悪化する可能性を示すシグナルであり、ユーロが大幅に下落するリスクは依然として残っている」と指摘している。
EUR/USD 1.1138 EUR/JPY 175.84 EUR/GBP 0.8365
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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