ドル円、157円台後半 日米の金融政策待ち=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル円は海外時間にかけて緩やかな買い戻しが見られ、157円台後半まで買い戻されている。本日から始まり明日結果が公表されるFOMCと金曜日の日銀決定会合待ちの雰囲気が強い。
今週に入って原油価格や株式市場が落ち着いており、円相場も先週のリスク回避の円高の動きが一服している。「リスク回避の円高」という懐かしのキーワードが復活する中、日米の金融政策後の展開を探る雰囲気が強い。
FOMCについては今回は据え置きが確実視されているものの、市場は12月の利上げ期待を高めている。短期金融市場では80%程度の確率だが、その期待を追認するような内容になるか注目される。ただ、それ自体もすでに織り込まれていることから反応は未知数だが、米株式市場や原油の動き次第では円相場が動く可能性は捨てきれない。
一方、日銀についても同様で、今回は据え置きが確実視されているものの、市場は12月の利上げ期待を高めている。短期金融市場では80%程度の確率。市場は円高がさらに進むには日銀の一層のタカ派姿勢が必要との声も出ている。
追加利上げに過度に前のめりになっている向きも少なくないようだが、足元のインフレは他国と比較すれば緊迫した状況ではなく、なお低成長が見込まれる日本経済を考慮すれば、利上げを急ぐ必要性まではない。その辺を植田総裁がどう判断してくるか注目されるが、敢えて言えば、次の春の賃金交渉も強気の数字が流れている。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は157.85円、158円に観測。
27日(火)
157.85(16.6億ドル)
158.00(12.7億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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