【本日の見通し】ドル円は堅調も、イベントを控え、ここからの上値追いには少し慎重か
【本日の見通し】ドル円は堅調も、イベントを控え、ここからの上値追いには少し慎重か
昨日の市場でドル円は157.64円まで買いが出た。東京昼前に156.65円まで下げた後、NY市場にかけてドル高・円安の流れが続き、高値を付けた後も高値圏でもみ合うなど堅調な地合いを維持した。東京午前に低下していた米長期債利回りが反発したことでドル円の買い戻しを誘い、その後はAI関連株の反発も手伝ってドル買い・円売りの勢いが強まった。
この後も底堅い動きが見込まれるものの、今日・明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や木・金曜日の日銀金融政策決定会合を前に、急ピッチな上昇に対する警戒感も根強い。ドル円は157円台を中心とした推移が続く可能性が高い。
ユーロドルはドル高の流れを受けて1.1173ドルまで下げる展開となった。フランスの財政懸念は、先週末のムーディーズによる格付け据え置きを受けてひとまず後退したものの、警戒感は依然として燻っており、ユーロ自体の上値の重さにつながっている。木曜日のECB理事会では据え置きが見込まれており波乱要素は乏しいが、この後は1.12ドル台前半での戻りの鈍い展開が予想される。
ユーロ円はロンドン市場においてドル主導の動きの中で176.43円まで上昇したものの、その後は対ドルでのユーロ売りに押されて上値が重くなった。この後も176.00円を挟んだもみ合いが続きそうだ。
ポンドドルは全般的なドル高を受けて1.33ドル台前半まで売りが出た。明日28日の英政府による秋季予算案発表を控えた様子見ムードもあり、ここからの下押しにはやや慎重になりそうだ。ポンド円は一時210.40円台まで上昇したものの、その後は210.00円台まで押し戻されるなど上値追いの動きは一服した。当面は210.00円を中心としたレンジ取引が続くとみている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。