ドル円は157円台後半中心の推移=ロンドン為替概況
ドル円は157円台後半中心の推移=ロンドン為替概況
ロンドン市場でドル円は157円台後半を中心とした推移となった。東京市場から続くドル高の流れに乗って157.88円まで上値を伸ばす展開となったが、158円手前の売りを崩すだけの勢いはなく、その後は小幅な調整が入った。もっとも押し目は157.50円台にとどまっており、ドル高・円安基調を維持している。
人工知能(AI)開発企業アンソロピックの新規株式公開(IPO)に向けた目論見書の公表などをきっかけに、昨日NY市場でAI関連株の買い戻しが入った流れがアジアからロンドン市場にかけても継続し、リスク警戒の動きが後退したことがドル買い・円売りを誘った。
東京市場で売りが目立ったNY原油先物が上昇に転じたこともドル買いを後押しした。もっとも原油先物は買い戻し一巡後に再び売られており、ドル円の上値を抑える要因ともなっている。
ドル高が優勢となる中でユーロドルは1.1130ドル台まで売りが出た。先週末にムーディーズがフランスの格付けを据え置いたことで同国の財政懸念は一時後退したものの、週明けの市場では「格下げは時間の問題」との見方が広がり、ユーロ売りが再び強まったこともユーロドルの重石となった。
ユーロ円はドル円の堅調さもあって、朝方は176.20円台まで上昇する場面が見られたが、その後は対ドルでのユーロ売りに押されて175.60円付近まで軟化した。
ポンドドルはユーロドルと同様にドル高に押されて1.3300ドル台まで下落した。もっとも、明日の英政府による予算案発表を控えて行き過ぎた動きには警戒感もあり、その後は反発する動きを見せている。
ポンド円も210.40円台まで上昇した後に209.80円台を付けるなど、対ドルでのポンド売りに押されたものの、売り一巡後は下げ渋る展開となった。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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