【これからの見通し】ドル円の上昇続くか、植田総裁会見後の動きに注目
【これからの見通し】ドル円の上昇続くか、植田総裁会見後の動きに注目
本日のメインイベントは日銀金融政策決定会合となっている。市場予想通りの1.25%への政策金利引き上げが発表された。利上げ決定は7対2と2名が据え置きを主張していた。市場はこれに反応して円売りの動きを強めている。ドル円は156円台前半から157円台乗せへと連日の上昇となっている。
今週は米FOMCでのタカ派姿勢を受けてドル高の流れが強まっている。続く英中銀は政策金利を据え置きとし、ドル高の動きがより鮮明になった。そして、本日の日銀決定会合後の円売り・ドル買いの動きが再びドル高圧力につながっている状況だ。
一方で、中東情勢の沈静化に向けた期待で、原油高は落ち着いてきており、有事ドル買いの面は緩和されてきている。しかし、米金利上昇の効果が勝っており、ドル高地合いにはほとんど影響していない。
日本時間午後3時30分からは植田日銀総裁会見が始まる。決定会合を受けて約1円幅でドル円が上昇しているが、157円台を維持できるのかどうか。植田総裁の今後の利上げに対する姿勢に市場の注目が集まっている。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏経常収支(7月)、ユーロ圏建設業生産高(7月)、米鉱工業生産指数(8月)、米景気先行指数(8月)などが予定されている。
発言イベント関連では、上記の植田総裁会見のほかにラガルドECB総裁、ボウマンFRB副議長、シュミッド・カンザスシティ連銀総裁などの発言機会が予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。