ドル売り先行も落ち着く、米FOMC待ちの態勢へ ドル円155円台前半=ロンドン為替概況
ドル売り先行も落ち着く、米FOMC待ちの態勢へ ドル円155円台前半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル売り先行で始まったが、FOMCを控えた調整・様子見姿勢が広がり、次第に動きは落ち着いた。ドル円は155円割れまで下押ししたあと、ロンドン午前には下げ一服となり155円台前半へ戻した。ユーロドルは1.15台半ばまで買われたあと、FOMC前の調整で1.15台前半に収れん。NYカットオプションの存在も値動きを抑えた。ポンドドルは1.35手前まで上昇後、米インフレ指標や英サービスCPIの弱さを受けて1.34台後半へ押し戻されたが、FOMC待ちで売りは一巡。ポンド円は209円台半ばから208円台後半へ下落後、209円付近で下げ渋った。市場はFOMCでの0.25%利上げを完全に織り込みつつ、メンバー金利見通しやウォーシュFRB議長会見など不確定要素を見極めたいとのムードが強い。
ドル円は155円台前半での取引。東京午前には155円トビ台から155.49付近まで買われたが、その後は値動きが反転した。ロンドン序盤には154.89付近まで安値を広げている。米FOMCの注目イベントを控えた調整や原油高一服などがドル円の上値を抑えた。ただ、ロンドン時間には様子見ムードが広がり155円台前半で下げも一服している。
ユーロドルは1.15台前半での取引。東京午前に1.1532付近まで軟化したあとは、調整の動きで買われている。ロンドン序盤には1.1557付近に高値を伸ばした。しかし、買いも続かず、足元では1.15台前半に押し戻されての揉み合いとなっている。ユーロ円は178.88から179.35までのレンジで上に往って来いとなり、方向感に欠けている。対ポンドではロンドン早朝にユーロ買いが先行も、足元では値を戻している。
ポンドドルは1.34台後半での取引。東京午前の1.3465付近を安値に買われ、ロンドン朝方には1.3495付近に高値を伸ばした。しかし、日本時間午後3時発表の英インフレ指標でサービスCPIが予想を下回ったことなどで売りに転じ1.3460台まで再び軟化している。ポンド円は208.72から209.48までのレンジで振幅。足元では209円近辺と前日NY終値付近で推移している。ユーロポンドは0.8559付近を安値に0.8573付近まで買われる場面があった。英インフレ指標でサービスCPIが予想を下回ったことがポンド売り反応につながった。しかし、その後は値を戻し、米FOMC待ちの態勢となっている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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