円全面安、前日急騰の反動売り 片山財務相「ベッセント氏は高市氏の政策を評価」
円全面安、前日急騰の反動売り 片山財務相「ベッセント氏は高市氏の政策を評価」
日銀の利上げペース加速観測を背景に進んだ円買いは一服している。
三村財務官が「米当局とG20後も絶え間なく連絡を取っている」「我々の姿勢は何も変わらない」と円安牽制とも取れる発言を受け、ドル円は一時155.30円まで下落する場面があった。ただ、その後は反発し156円台にしっかり乗せている。
日本政府が米国からの円安是正圧力報道を否定したことから、日銀の大幅利上げ・利上げペース加速観測はやや後退している。
片山財務相は「ベッセント米財務長官は日本の経済財政政策に異議を唱えることも、それに関して何らかの要求をすることもなかった」と述べたほか、「いまのタカイチノミクスを評価している」と語った。
前日にブルームバーグが「日銀が今月25bp利上げの公算」と報じたが、それでも一部海外勢は最タカ日銀委員講演と米国からの圧力を受け、50bpの大幅利上げに踏み切ると予想している。来週はハト派からタカ派に転じた増日銀審議委員の講演が予定されている。利上げに前向きな姿勢を示すようであれば、円買いはさらに進む可能性がある。
大幅利上げは現実的ではないとの見方が濃厚だが、連続で利上げする可能性はある。野村證券など複数金融機関は円安が続くのであれば9月10月12月と3会合連続利上げもあり得ると見ている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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