ドル円は午前にいったん上昇、その後売りが強まり159.40円台を付ける=東京為替概況
ドル円は午前にいったん上昇、その後売りが強まり159.40円台を付ける=東京為替概況
午前のドル円は前日海外市場の高値160.27円を超えて、160.39円まで上値を伸ばした。前日に中東情勢などを受けてドル高が進行。高値を付けた後も159.20円前後の高値圏でもみ合って東京朝を迎え、米軍のイラン革命防衛隊への攻撃などを警戒したリスク回避のドル買いと、原油高を受けた日本の交易条件悪化による円売りが広がった。
高値を付けた後はいったん調整の動きとなった。昼前後は160.20円台を中心とした推移でドル高円安圏を維持したものの、後場に入って円債利回り上昇などをきっかけに円買いが広がった。ベッセント米財務長官の発言や日銀の利上げ期待を受けた動きもあって、159.40円台まで下げている。円債利回りに関しては、昨日節目の3%を付けた10年債(383回債)利回りが午後に3.016%まで上昇。1996年以来の高水準となったことが円買いを誘う要因となった。朝にドル買いに回った短期の投機筋からのポジション調整なども入っていると見られる。
クロス円も軒並み円買いとなった。午前のドル円の上昇はドル主導でユーロドルでのユーロ売りドル買いが出たこともあり、ユーロ円は185.60円台を中心とした落ち着いた動きにとどまった。午後に入ってじりじりとユーロ売り円買いが強まると、ロンドン勢が入る時間帯になって下げ足を速め、184.60円台を付けた。ポンド円は216.50円前後から午後に215.32円まで下げている。
ユーロドルは1.15ドル台後半で推移した。朝方は1.1600ドルに迫る動きも見られたが長続きせず。中東情勢を受けたドル高などもあって、午前に1.1576ドルまで売りが出ると、午後に1.1574ドルまで下げ幅を広げた。ポンドドルも朝の1.3520ドル近くから午後に1.3495ドルまで下落した。ドル全般の上昇を受けた動きとなり、その後は少し戻して1.3500ドル台を回復している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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