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円が一段高、ドル円は156円台前半へ=ロンドン為替概況

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円が一段高、ドル円は156円台前半へ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、円が一段高になっている。ドル円は東京市場で159円手前から157円台へと下落したが、ロンドン時間にはさらに157円台割れから156円台前半へと軟化している。値動きは実弾介入時のような急速かつ断層的なものではなく、着実に水準を下げるパターンとなっている。市場では介入警戒感や米財務長官からの日銀利上げ圧力、タカ派日銀委員による大幅利上げの示唆などが材料視されたほか、本日は片山財務相や三村財務官から円安けん制および介入実施可能性が示唆されている。通貨オプション市場では、短期ボラティリティーが急上昇し、リスクリバーサルでは円コール・オーバーが前回介入時の水準へと上昇している。円キャリー取引のヘッジ率の低さについても報じられており、ヘッジ率の引き上げやポジション巻き返しの動きなどが観測されている。ドル円の156円台割れが焦点となるなかで、反発の動きは限定的となっている。クロス円でも円が全面高となり、ユーロ円は181円台前半、ポンド円は210円台後半へと安値を広げている。ドルストレートはややドル売りが優勢だが、ユーロドル1.16付近、ポンドドル1.34台後半などで値動きは限定的となっている。足元では再び原油高の動きがみられているが、特段のドル高反応はみられていない。

 ドル円は156円台前半での取引。この日は一貫して円高が進行している。東京朝方の158.97付近を高値に淡々と着実に円が買われている。ロンドン時間には157円台割れから安値を156.18付近まで広げている。東京時間には「一部海外勢が9月50bp利上げ予想、大型連休中の介入も予想」とのニュースヘッドラインが流れ、円買いを誘う一因となったが、ロンドン時間には「日銀が今月会合で0.25ポイント利上げの公算、ペースも柔軟」との関係者発言が報じられ、円買いが一服する場面があった。しかし、根強い円買い圧力に押し戻されている。

 ユーロドルは1.16付近での取引。円相場が主役となるなかで1.1584-1.1615レンジにとどまっている。ユーロ円はドル円とともに軟化。東京午前の184.18付近を高値に、ロンドン時間には安値を181.25付近に更新している。対ポンドでは揉み合いにとどまっている。独Ifo経済研究所は今年のドイツ成長率予測を上方修正したが、ユーロ相場に特段の反応は見られなかった。

 ポンドドルは1.34台後半での取引。東京市場から足元までのレンジは1.3480-1.3507までにとどまっている。ポンド円はドル円とともに下落。東京朝方の214.32付近を高値に売られ続けている。ロンドン時間には安値を210.79付近に更新している。ユーロポンドは0.8580-0.8604レンジで揉み合っている。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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