中東情勢をにらみつつ、ドル円は堅調地合いを維持=東京為替概況
中東情勢をにらみつつ、ドル円は堅調地合いを維持=東京為替概況
ドル円は朝方の161.19円前後から、午後に161.71円まで上値を伸ばした。イスラエルとレバノンの民兵組織ヒズボラとの対立を受けて、先週に覚書合意が交わされたばかりのイランと米国の緊張が再び高まった。イランはホルムズ海峡の再封鎖方針を示し、朝方の原油相場が上昇して始まるなどの動きが見られた。ドル円は有事のドル買いとリスク警戒の円買いが交錯する中、先週末終値の161.30円台から一時161.19円まで下押しした。もっとも、イランと米国の高官級協議が週末に行われ、具体的な進展こそなかったものの対話継続で合意したことなどが好感され、原油高が一服。日経平均株価が1000円を超える急伸を記録するなど株高の動きも見られ、リスク選好の円売りが優勢となる展開のなかでドル円は安値から反発した。政府・日銀による為替介入警戒感もあって上値追いには慎重さも見られるものの、ドル円はじりじりと上昇を続ける形で161.71円を付けた。市場では先週高値の161.81円や、2024年7月の高値161.95円などが意識されている。
ユーロドルは1.14台後半での推移。もみ合いを経てドル買いがやや優勢となったが、1.1452ドルまでの下げにとどまり、朝方からの値幅(レンジ)は26ポイントと落ち着いた動きとなっている。ポンドドルは先週末終値の1.3232ドルから、朝方の有事のドル買いにより1.3181ドルまで下落。その後、昼前に1.3234ドルを付けるなど振幅し、足元では1.3200ドル台でもみ合っている。
ユーロ円は中東情勢への警戒感もあって、先週末終値の185.11円から朝方は184.62円まで下げるなど円買いがやや優勢となった。しかし、すぐに反発を見せるとじりじりと値を戻し、午後には185.29円まで上昇した。ポンド円も先週末の213.49円から朝方は212.48円へと約1円下げたものの、その後は213.71円まで上昇し、金曜日の高値213.56円を上抜ける堅調な展開となっている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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