4月の米求人件数、ある程度割り引いて受け止める必要=NY為替
先ほど発表の4月の米求人件数を受けて為替市場はややドル高の反応も見られており、ドル円は159.85円付近に上昇。じりじりと160円に接近している。米求人件数が762万人と予想外に強い内容だったことで、米国債利回りの上昇と伴にドルも反応している模様。
しかし、このデータは振れが大きく信頼性にばらつきがあることでも知られ、ある程度割り引いて受け止める必要があるとの指摘も出ている。実際、離職率は市場予想を下回った。もし、労働市場が本当に急速に強まっているのであれば、自発的な離職も増えるはずで、離職率が予想を下回るのは整合的ではないという。
それでも今回の結果は、ウォーシュ新議長にとって新たな悩みの種になる可能性はある。新議長は本来利下げを志向しているとの見方があり、議長が労働市場の改善そのものに不満を示すことはないだろう。しかし、FOMC内のタカ派な委員は、労働市場の底堅さを示す追加的な証拠として今回のデータを利用し、利下げに慎重姿勢を主張する可能性があると述べている。
*米求人件数(4月)23:00
結果 761.8万人
予想 686.6万人 前回 688.7万人(686.6万人から修正)
USD/JPY 159.86 EUR/USD 1.1640 GBP/USD 1.3468
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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