ドル円、一時160円台 ドル高ではなく円安 日銀とECBや英中銀との差か?=NY為替
きょうのドル円はNY時間に入って買いが強まっており、再び160円台を一時付けている。本日はドル高以上に円安がドル円を押し上げているイメージ。
イラン情勢の悪化で原油相場が急騰する中、各国のインフレ期待が急上昇しており、ECBや英中銀には年内の利上げ期待が急速に浮上している。それがユーロやポンドに対するドル買いを抑制している可能性もありそうだ。
一方、日銀も追加利上げが期待されているものの、ECBや英中銀ほどの切迫感はなく、インフレ懸念を取るか、成長を取るかの選択肢の範疇にある状況。
日本の場合、いまのところ石油備蓄も多く、ホルムズ海峡の代替先も進んでいるとも言われている。そのような中、海外の投資責任者からは、高市首相は成長の実現に非常に注力しており、その観点から、日銀の金利正常化に反対したいと考えている可能性があるとの指摘も出ている。
いずれにしろ、日銀はECBや英中銀ほど早期の利上げを迫られていないとの見方が、本日の円安に繋がっているのかもしれない。
USD/JPY 159.95 EUR/USD 1.1571 GBP/USD 1.3244
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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