ECB、インフレ期待が上昇すれば今月にも利上げの可能性=NY為替
きょうの為替市場でユーロドルは堅調に推移し、1.15ドル台後半に上昇。本日の21日線が1.1540ドル付近に来ているが、その水準を上抜けている。一方、円安の動きもありユーロ円は力強い動きが見られ185円台を回復。この水準は2月に上値を拒まれた水準だが、それを突破し186円台を試しに行くか注目される。
トランプ大統領が設定した期限が迫る中、イラン情勢は依然として混沌としているが、ユーロは底堅い動きが見られている。ECBの早期利上げ期待が急浮上しており、ユーロを下支えしているようだ。
エコノミストからは、ユーロ圏のインフレ期待が2%を大幅に上回った場合、ECBは今月の理事会で利上げを決める可能性もあり得るとの指摘も出ている。利上げは成長を鈍化させることから、ジレンマに陥ることになるが、賃金など長期的なインフレ期待に焦点を当てるべきだとしている。しかし、もしECBが長期的にインフレ目標の2%を達成できると予想するならば、利上げをする必要はないとも指摘。なお、短期金融市場では現在、65%の確率で4月30日の理事会での利上げを織り込んでいる。
EUR/USD 1.1575 EUR/JPY 185.03 EUR/GBP 0.8731
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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