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【本日の見通し】ドル高基調継続見込み

為替 

【本日の見通し】ドル高基調継続見込み
   
 海外市場でドル円は158.98円まで上値を伸ばした。イラン紛争の長期化を警戒した動きがドル買いを誘った。ホルムズ海峡を通過しようとしたタイ船籍の貨物船がイラン革命防衛隊に攻撃されたことや、十数個の機雷設置が報じられたことなどが警戒感を誘った。トランプ大統領はイランからの早期撤退は望んでいないと発言しており、紛争の長期化を示唆している。
  
 昨日発表された2月の米消費者物価指数(CPI)は、総合・コア共に前年比が市場予想通り1月から横ばいとなった。反応は限定的ながらも、ややドル買いが優勢。無難な結果を受けてイベント通過となり、元のドル高トレンドが強まる格好となった。
  
 今日も有事のドル買いが意識される展開となりそうだ。目先は159.00円手前の売りが上値を抑えているが、押し目買い意欲は強く、同水準を超えていく可能性が高いとみている。心理的な節目でもある160.00円に向けた動きが見込まれる。もっとも、日本の当局による円買い介入への警戒感もあり、160.00円に近づく動きには慎重さが伴う可能性がある。
  
 ユーロドルは1.15台での推移。1.1500ドル手前の買いが意識されており、動きは緩慢となっているが、ドル買いの継続を受けて上値が重くなっている。1.1500ドルトライの流れになると見込まれる。
  
 ポンドドルもドル高を受けて上値が重く、1.3400ドルを割り込む動きとなっている。1.3500ドル手前が重くなった分、戻り売りが出やすい展開か。イラン紛争の長期化による物価高警戒から、英中銀(BOE)の追加利下げ期待がやや後退している点がポンドの支えとなっており、下値では買いも入るなど、今後の動きはやや不安定か。
  
 ユーロ円はドル円の上昇を受けて184円台を付ける場面が見られたが、同水準での買いには少し慎重な姿勢。ドル主導の展開だけに、クロス円としての動きはやや不安定。
  
 ポンド円も同様にドル円の上昇を支えにしっかりとした動きとなっているが、ここからの動きはやや不安定なものとなりそう。212円台前半で買いが入れば、昨日の高値超えトライに期待。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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