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ダウ平均は小動き 今週は重要イベント目白押しの週=米国株概況

株式 

NY株式27日(NY時間16:22)(日本時間05:22)
ダウ平均   49167.79(-62.92 -0.13%)
S&P500    7173.91(+8.83 +0.12%)
ナスダック   24887.10(+50.50 +0.20%)
CME日経平均先物 60225(大証終比:-15 -0.02%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均、ナスダックとも小動き。今週は重要イベントが目白押しの週となっており、その結果を確認したい雰囲気が広がった。

 米国とイランの合意への期待とともに、投資家は今週のマグニフィセント7の決算や各国中銀の会合に関心を傾けつつある。イランは週末に、米国が港湾封鎖を解除することを条件に、海峡再開に向けた暫定合意を受け入れる姿勢を示したと報じられている。ただ、解決には懐疑的な見方も多く、不透明な状況に変化はない。

 一部からは「仮に合意が成立しても、原油は紛争前の水準には戻らない」との指摘も出ている。だが、「一定のスタグフレーション的影響を市場は織り込む必要があるのの、影響は米国が最も小さい」とも述べている。

 決算については、水曜日にアルファベット<GOOG><GOOGL>、マイクロソフト<MSFT>、アマゾン<AMZN>、メタ<META>、翌日にアップル<AAPL>が決算を発表予定。S&P500の時価総額の約4分の1を占めるこれら企業の内容が相場の持続性を左右すると見られている。

 今回の米決算シーズンは極めて好調で、どの観点から見ても、今回の決算シーズンは非常に強い内容となっているとの指摘が出ている。S&P500企業の約28%、およそ140社がすでに発表を終え、そのうち81%以上が予想を上回る利益を計上していた。過去平均よりも高い水準。既発表企業と未発表企業の予想を含めたS&P500の利益の伸びは、本日時点で15.1%に達している。

 水曜日にFOMCの結果が発表される。今回は据え置きが確実視されており、イラン情勢に伴うインフレリスクに対し、政策当局がどのように対応するかが焦点となっている。同日にウォーシュ次期FRB議長に関する上院銀行委員会の採決も予定。パウエル議長の任期は5月15日に終了予定で、ティルリス上院議員が指名阻止を撤回したことで承認への採決は迅速に進むと見られている。

 アナリストは「今回のFOMCでは大きなガイダンス変更は6月に先送りされる可能性が高い」としつつ、「物価安定と雇用リスクが均衡しているとの認識が示されれば、ややタカ派的と受け止められる可能性もある」と指摘している。

 市場は新たなテーマを求めており、現時点ではAIブームに再び注目しているようだが、多くの投資家は依然として不確実性に導かれており、イラン紛争の影響を見極めている段階。

 ドミノ・ピザ<DPZ>が決算を受け下落。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が米国、海外とも予想を下回ったことが嫌気されている。1株利益も予想を下回った。

 ベライゾン<VZ>が決算を受け上昇。通期の1株利益の見通しを上方修正したほか、モバイル契約者数の予想外の増加を報告した。アナリストは純減を予想していた。

 フィットネスのペロトン・インタラクティブ<PTON>が上昇。音楽配信のスポティファイ<SPOT>が、ペロトンのワークアウトクラスをプレミアム会員向けに提供開始した。

 医薬品のオルガノン<OGN>が大幅高。インドのサンファーマが120億ドル規模の買収資金を賄うため、短期融資を手配したと伝わった。

 電力システム構築のGEベルノバ<GEV>が続落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も1190ドルに引き下げた。

 バイオ医薬品のコンパス・セラピューティクス<CMPX>が急落。胆道がん患者向け実験薬トベシミグの試験で全生存期間(OS)の副次評価項目において統計的有意差を達成できなかった。

 スナップチャット運営のスナップ<SNAP>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も従来の5ドルから10ドルへ引き上げられた。

 半導体のPOETテクノロジーズ<POET>が急落。少なくとも2007年以降で最大の下げを記録。マーベル・テクノロジー<MRVL>傘下のセレスティアルAI社からの全ての発注がキャンセルされたことを発表。

 水管理などの流量制御システムを手掛けるフローサーブ<FLS>が上昇。アクティビスト(物言う株主)で知られるスターボードが同社の相当規模の株式を取得し、経営改革について協議していることが明らかになった。

ベライゾン<VZ> 47.10(+0.72 +1.55%)
ペロトン<PTON> 5.31(+0.13 +2.51%)
ドミノ・ピザ<DPZ> 335.30(-32.53 -8.84%)
オルガノン<OGN> 13.16(+1.90 +16.87%)
GEベルノバ<GEV> 1120.23(-28.96 -2.52%)
コンパス<CMPX> 1.79(-3.24 -64.41%)
スナップ<SNAP> 6.06(+0.41 +7.26%)
POET<POET> 7.95(-7.15 -47.35%)
フローサーブ<FLS> 87.92(+4.70 +5.65%)

アップル<AAPL> 267.61(-3.45 -1.27%)
マイクロソフト<MSFT> 424.82(+0.20 +0.05%)
アマゾン<AMZN> 261.12(-2.87 -1.09%)
アルファベットC<GOOG> 348.52(+6.20 +1.81%)
アルファベットA<GOOGL> 350.34(+5.94 +1.72%)
テスラ<TSLA> 378.67(+2.37 +0.63%)
メタ<META> 678.62(+3.59 +0.53%)
エヌビディア<NVDA> 216.61(+8.34 +4.00%)
AMD<AMD> 334.63(-13.18 -3.79%)
イーライリリー<LLY> 868.27(-15.69 -1.77%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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