ドル円は159円台前半に下落 今週の各国中銀の金融政策に関心移行=NY為替序盤
きょうの為替市場、ドル安が優勢となっており、ドル円も159円台前半に値を落としている。イランが、米国が港湾封鎖を解除することを条件に、海峡再開に向けた暫定合意を受け入れる姿勢を示したと報じられている。
ただ、早期解決に懐疑的な見方は根強く、不透明な状況に変化はない。ホルムズ海峡も事実上の閉鎖のまま。事態は依然として膠着する中、市場も以前ほどの敏感な反応は見せておらず、行方を見守っている状況。
そのような中、市場は今週の各国中銀の金融政策に関心を移行させているようだ。ドル円に関しては、明日の日銀決定会合の結果発表と、29日のFOMCの結果発表が注目される。
日銀は今回は据え置きがほぼ確実視されている。中東情勢の影響に対する不透明感が続く中、今回は様子を見ると見られている。ただ、今回は展望レポートも公表されるが、インフレ見通しの上方修正が予想されており、トーンは
追加利上げの可能性に比重を傾けたままと考えられている。6月の次回会合以降の利上げの可能性は残すものと見られている。
一方、FOMCの方もイラン情勢の影響を巡って据え置きが確実視されている。次期FRB議長候補に指名されているウォーシュ氏が承認されれば、今回がパウエル議長にとって最後のFOMCとなる。
承認されるかはなお未知数だが、最大の障害とも見られているFRB本部改修工事を巡るパウエル議長の捜査を米司法省が打ち切ったほか、先週の上院公聴会でもウォーシュ氏は、FRBの独立性堅持や積極利下げ姿勢も封印し、無難に通過した印象もあり、承認に向けて前進との声も聞かれる。
そのような中で今回は、利上げ、利下げどちらにもオープンの中立姿勢を維持するものとも見られている。なお、上院銀行委員会での採決もFOMCと同日に予定されている。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は158.50円に観測されている。
27日(月)
158.50(12.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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