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【本日の見通し】衆議院選挙を受けた円売りと介入警戒の円買いの交錯

為替 

【本日の見通し】衆議院選挙を受けた円売りと介入警戒の円買いの交錯
   
 週末の衆議院選挙で与党勢力が予想以上に圧勝。自民党が単独で3分の2を超える315議席を確保したことなどを受けて、高市政権での積極財政路線が加速するとの見込みが円売りを誘っている。ドル円は先週末終値157円22銭を超える157円台後半でスタート。しかし、急激な円安には介入で対応してくる可能性が高いこともあり、すぐに156円台へ押し戻されるなど、朝から荒っぽい展開となっている。片山財務相が必要であれば月曜日に市場とコミュニケーションをとると円安を警戒する発言を行ったことも、介入警戒感につながる格好。
  
 この後も不安定な動きが続くと予想される。衆議院選挙での与党大勝を受けた円売りが優勢になると、158円に向けた動きが期待されるが、158円台に乗せると介入警戒感がもう一段強まるとの見方が多い。ただ、法案を衆議院だけで再可決することも可能な3分の2の単独確保の影響を考えると、実弾介入が出るまでは円安の地合いが継続する可能性が高い。
  
 動きが落ち着くと、今週は水曜日に米雇用統計、金曜日に米消費者物価指数と、1月31日から短期間とはいえ連邦政府機関が閉鎖したことによる発表予定の変更で、重要指標が相次いで発表される。市場の注目が徐々に米国へと移ることも予想される。
  
 ドル円は不安定な上下を交えつつ158円台をトライする流れを想定。片山財務相をはじめ、当局者の発言などにも要注意。
  
 クロス円も円の動きを受けて不安定な展開。ユーロ円は185円台後半の先週末終値を超える186円10銭台でスタート後、185円30銭台を付けるなど、先週末終値前後での推移となっている。朝方は荒っぽさを見せたものの、地合いとしては円売りが優勢。もっとも、ドル円同様に介入警戒が重石となっている。
  
 ポンド円も214円20銭台を付けた後、213円台前半へ値を落として213円台後半で推移。ドル円、クロス円ともにかなり神経質な動きを見せている。
  
 ユーロドルは1.18台前半での推移。先週末はドル安がやや優勢となった。高値からはやや調整しているものの、依然として地合いは堅調。
  
 ポンドドルは1.3600を挟んでの推移。ユーロドル同様に先週末はドル安が優勢で、しっかりした動きを見せた。今日は円主導の動きが見込まれるが、押し目では買いが入りやすい展開か。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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