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為替の調整、介入の有無にかかわらず遅れていた=NY為替

為替 

 きょうのドル円はNY時間に入って上下動している。一旦153円台半ばまで急速に買い戻されていたものの、買いが一巡すると今度は売りが強まり、152円台に急速に下落する展開。特段の材料は聞こえて来ておらず、月末接近や米政府機関の再閉鎖、そしてイラン情勢など不透明要因が週末にかけてある中で、まとまったポジション調整が幅広く入っている可能性もありそうだ。急騰していた金相場が急速に下げに転じている。

 介入の有無にかかわらず、為替市場は方向転換が遅れていたように見えるとの指摘が出ている。円とウォンは数十年ぶりの安値圏にあり、金利差や広範なファンダメンタルズと比較して大幅に過小評価されているという。

 台湾と中国の通貨も対外収支と比較して割安に取引されている。こうした歪みに対する許容度は次第に薄れているようだと述べている。

 日本政府と韓国政府は通貨安に対する不快感を繰り返し表明している一方、トランプ大統領はドル高を製造業の足かせとみなしている。

 最近の市場の動きは、1985年に米貿易赤字を縮小するためにドル安を誘導することで合意したプラザ合意を再現しようとする試みという見方に合致しているという。

 一方、激しい変動は、取引のダイナミクスが反転すると、大きく歪んだ通貨が円滑に調整されることはめったにないことを思い起こさせる。

USD/JPY 152.81 EUR/USD 1.1950 GBP/USD 1.3800

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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