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【本日の見通し】ドル円、クロス円は円高リスク意識も、慎重な動き

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【本日の見通し】ドル円、クロス円は円高リスク意識も、慎重な動き
   
 昨日の市場でドル円は一時153円31銭を付けた。先週金曜日に日米当局のレートチェックと見られる動きから155円台まで下げたドル円は、米連邦政府機関の一部閉鎖が再び起きる可能性が強まったことを受けたドル売りもあり、ドル安が強まってスタート。その後もドル安円高が継続し、ロンドン市場で153円31銭を付けた。今週の米FOMCなどを前に行き過ぎた動きへの警戒感もあり、その後154円台まで買い戻されたものの、上値の重さが意識されている。
  
 金曜日、159円20銭台を付けた後の日銀によるレートチェックと見られる動きによる下げはともかく、その後のNY連銀によるレートチェックの動きが市場にインパクトを与えた。日米が協力してドル高円安進行を阻止する姿勢を見せたことで、介入警戒感が一気に強まっている。協調介入などが実施された場合、日銀(財務省)単独での介入に比べて影響が大きくなると予想されることも、警戒感につながっている。
  
 先週末に公表された米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉報告によると、レバレッジ・ファンドの円売り越しは20日時点で9万枚弱とやや減少したものの、かなりの高水準となっていた。さらに23日の日銀会合後の植田総裁会見で積極的な利上げ姿勢が見られず、ドル円が上昇する展開となっていた。このため、ドル買い円売りのポジションがさらに積み上がっていたとみられ、先週末から週明けにかけての急速なドル安円高局面でポジション整理が進んでいない可能性があることも、上値の重さにつながっている。
  
 ドル円は153円台から154円台を中心とした推移か。下方向のリスクを意識しつつも、先週金曜日の159円20銭台からの大幅な下げとなっているだけに、行き過ぎた動きへの警戒感から下押しにも慎重。
  
 クロス円も円高を警戒しつつ、一気の動きには慎重。ユーロ円は一時181円台を付ける動きを見せたが、その後183円台へ戻している。対ドルでのユーロ買いも支え。流れはまだ下方向も、182円台から183円台にかけての動きが続きそう。
  
 ポンド円は209円台を付けた後、211円台を回復する場面が見られた。210円から211円台にかけてのレンジを中心に、下トライのタイミングを窺う展開。
  
 ユーロドルは一時1.19台を付けるなど、ドル安を受けてしっかりの展開。心理的な節目となる1.2000ドル手前の売りが上値を抑えるも、流れは上方向か。
  
 ポンドドルは一時1.37台を付け、昨年9月以来のポンド高ドル安。英政治情勢への警戒感が重石となっているものの、ドル安の流れが継続。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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