【海外市場の注目ポイント】英中銀MPCなど
日本時間午後9時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や声明、議事録が発表される。市場では政策金利は現行の4.00%から3.75%に0.25%引き下げられことが確実視されている。3会合ぶりの利下げは織り込み済みで、声明や票の分かれ具合が焦点になっている。9月と10月の英国内総生産(GDP)は2カ月続けて予想外のマイナス、11月の英消費者物価指数は総合の伸びが前月から予想以上に鈍化した。予想を下回る成長とインフレを受け、0.50%の大幅利下げを主張するメンバーがいるようであれば、ポンドが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時15分には欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が発表され、同午後10時45分にはラガルドECB総裁の会見が行われる。市場ではECBの政策金利の中で最も重視される中銀預金金利は現行の2.00%に据え置かれることが確実視されている。
さらに、日本時間午後10時半には11月の米消費者物価指数の発表も予定されている。総合の大方の予想は前年比3.1%上昇、コアの大方の予想は前年比3.0%昇となっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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