取引閑散でもドル全面安、ドル円は下げ渋り=東京為替前場概況
東京午前はドルが全面安。今晩のニューヨーク市場が感謝祭で休場となり模様眺めムードが強いなか、ドルが全面安となっている。来月の米追加利下げ観測がドルの重し。ユーロ/ドルは1.1613ドル付近、豪ドル/ドルは0.6535ドル付近までドル安推移。
ドル売りに押されてドル円は155.73円付近まで下落。ただ、野口日銀審議委員が従来どおりのハト派寄りの姿勢を示したことでドル円は安値から切り返し、156円前半で推移している。
ユーロ円は180.76円付近、ポンド円は206.44円付近、豪ドル円は101.64円付近まで下げた後、安値から戻している。ドル円の下げは重しだが、欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルで堅調に推移していることが支援要因。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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