【海外市場の注目ポイント】ムサレム米セントルイス地区連銀総裁の発言など
日本時間18日午前1時15分にムサレム米セントルイス地区連銀総裁が講演する。28・29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるのを控え、現地18日から米連邦準備理事会(FRB)の関係者が金融政策に関する発言を自粛するブラックアウト期間に入り、今回のムサレム総裁の講演がFOMC前に予定されている最後のFRB関係者の発言になっている。FOMCでの討議資料となる米地区連銀経済報告(ベージュブック)が今週発表されており、「労働需要は全地区・全セクターでおおむね低調だった」と指摘されていた。ムサレム総裁が米労働市場の下振れのリスクを警戒し、追加利下げに言及するようなら、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、英欧の中銀関係者も発言することになっている。日本時間17日午後6時35分にピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト兼金融政策委員会(MPC)委員が講演、同17日午後9時45分にナーゲル独連銀総裁が会見、同18日午前1時にグリーン英MPC委員が講演、同18日午前1時半にブリーデンBOE副総裁が討論会に参加、同18日午前2時にレーン・フィンランド中銀総裁が討論会に参加する。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。