ユーロ、フランス政府が再び崩壊すれば下落の可能性=NY為替
きょうの為替市場はドル高が優勢となる中、ユーロドルは戻り売りに押されており、1.1560ドル近辺まで一時下落している。100日線に再び抑えられた格好となっており、上値は重い。一方、本日は円安の動きは見られておらず、ドル円は買戻しが出ているものの、ユーロ円は一時175円台に一時下落する展開。
フランスのマクロン大統領はルコルニュ氏を首相に再任したが、政府は今週後半にも不信任投票に直面する可能性があり、これがユーロの重荷になる可能性があるとの指摘が出ている。
アナリストは「マクロン大統領はルコルニュ首相に改訂予算案の提出を求めているが、それは恐らく否決され、週後半にも不信任投票となり、フランスは政府空白の状態に陥るだろう」と指摘している。
EUR/USD 1.1574 EUR/JPY 176.22 EUR/GBP 0.8681
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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