【海外市場の注目ポイント】米FRB関係者の発言など
日本時間午後9時半にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が挨拶、同午後9時35分にボウマン米FRB副議長が挨拶、同午後9時45分にボウマン米FRB副議長とベッセント米財務長官が対談、同10日午前1時45分にバー米FRB理事が講演、同10日午前2時にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁とバー米FRB理事が対談、同10日午前4時45分にボウマン米FRB副議長が講演する。ボウマン米FRB副議長は前々週に「私の見解では、雇用者数推定値を含む最近のデータは、悪化する労働市場の状況への対応において、既に後手に回っているという深刻なリスクに直面していることを示している」、「このような状況が続く場合、今後、より迅速に、より大規模な政策調整が必要になることを懸念している」との見解を示していた。ボウマン副議長があらためて労働市場の悪化のリスクから金融政策の緩和ペース加速に言及するようであれば、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、英欧中銀関係者も発言する。日本時間午後4時にビルロワドガロー仏中銀総裁の講演、同午後5時半にマン英金融政策委員会(MPC)委員の講演、同午後7時にエスクリバ・スペイン中銀総裁の議会証言が予定されている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。