【海外市場の注目ポイント】自民党新総裁の高市氏の発言など
事実上の日本の次期首相を決める自民党総裁選で積極財政と金融緩和を志向する高市氏が勝利した。これを受け、きょうの東京為替市場では、日本の財政拡張の思惑や日銀の早期利上げ観測後退から円売り一色となっている。しかし、高市氏は、物価高対策に注力する姿勢を示しており、円安による輸入コスト増加に伴う物価高進行を警戒し、円安をけん制するような発言をするようであれば、一転して円が買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では欧英の中央銀行関係者が相次いで発言する。日本時間午後4時半にデギンドスECB副総裁が講演、同午後5時にはレーンECB専務理事兼チーフエコノミストが講演、同午後9時15分にはエスクリバ・スペイン中銀総裁が講演、同7日午前2時にはラガルドECB総裁が講演、同7日午前2時半にベイリー英中銀(BOE)総裁が講演する。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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