円高、日米金利差縮小観測や米ロ会談の不透明感で=東京為替前場概況
東京午前のドル円は146.38円付近まで円高・ドル安推移。ベッセント米財務長官が来月以降の大幅な利下げに言及していることから、日米の金利差縮小観測が強まり、円買いの反応が見られた。米国がウクライナ領土の譲渡で停戦をまとめようとしている一方、ウクライナや欧州連合(EU)がウクライナ割譲に依然として反対していることも米ロ首脳会談を控えた不透明な要因。ただ、下げ一服後のドル円は146円後半まで切り返している。
クロス円も円高推移。ユーロ円は171.47円付近、ポンド円は198.92円付近、豪ドル円は95.95円付近まで下落した後、安値から戻している。豪雇用統計を手がかりとした豪ドル買いもあって、豪ドル円の戻りがやや目立つ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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