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特段の方向感見せず、明日の米CPI発表を控えて ドル円147円台後半=ロンドン為替概況

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特段の方向感見せず、明日の米CPI発表を控えて ドル円147円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。ただ、アジア時間のドル安の動きを戻してややドル高に振れる程度、全体としては特段の方向感をみせていない。明日の米消費者物価指数発表が待たれている。また、明日は米中関税一時停止期限でもあることから、手を出しにくい相場状況となっているようだ。この日は東京市場が休場となったほか、英欧や米国などの主要経済統計発表の予定もない。ドル円は147円台で下に往って来い。ユーロドルは1.16台で、ポンドドルは1.34台でそれぞれ上に往って来いの値動き。足元ではいずれも先週末NY終値付近に戻している。クロス円も同様で、ユーロ円は171円台後半から172円台前半で、ポンド円は198円台での振幅にとどまっている。米債利回りは小幅に低下。米株先物・時間外取引は小幅高。欧州株は、独仏指数がマイナス圏推移も、英指数は小高いなどまちまち。トランプ米大統領は、中国が大豆不足を懸念しているとし、米国産大豆の注文を迅速に4倍に拡大することを望む、と明日の関税一時停止期限を目前にして圧力をかけた。また、一部報道では、エヌヴィディアとAMDが中国向けチップ販売収益の15%を米政府に支払うと報じられた。ただ、リスク回避的な動きは限定的。

 ドル円は147円台後半での取引。週明けの東京市場は山の日の祝日で休場。アジア時間にはドル売りが先行し、147.80付近からロンドン朝方にかけて147.35近辺まで下押しされた。しかし、ロンドン時間に入ると値動きが反転し、147.80付近へと買い戻されている。先週末NY終値147.74付近に戻す格好。明日の米CPI発表を前に、一方向への値動きは続かず。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。アジア早朝は先週末NY終値1.1641付近で取引を開始した。その後は買いが優勢となり、アジア午後には1.1676近辺に高値を伸ばした。しかし、ロンドン時間には反落しており、安値を1.1640割れ水準へと広げてきている。ユーロ円はアジア時間に171.80付近から172.20付近まで買われた後、ロンドン序盤には一時171.61近辺まで下落した。しかし、売りは続かず172円台に戻している。対ポンドではユーロ高で推移したあと、ロンドン序盤にかけて値を消している。この日は主要な欧州経済指標発表はなかった。

 ポンドドルは1.34台前半での取引。アジア早朝の1.3426近辺を安値に、ロンドン朝方にかけては1.3477近辺まで買われた。その後は反落して1.3440付近まで押し戻されている。ポンド円はアジア早朝、ロンドン序盤にと2回98.10台まで下押しされる場面があったが、いずれも大台割れには至らず。198.70-80レベルへと買い戻されている。ユーロポンドは0.8650付近から0.8675付近のレンジで、アジア早朝に買いが先行も、ロンドン序盤にかけては上げを消している。ユーロ、ポンドいずれにも特段の材料はでていない。週明けは手掛かり難の相場展開となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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