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円高やドル安は一服、欧州株反発など調整の動き ドル円は一時148円台回復=ロンドン為替概況

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円高やドル安は一服、欧州株反発など調整の動き ドル円は一時148円台回復=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円高やドル安が一服している。先週末は米雇用統計が予想外の弱い結果となり、市場はネガティブサプライズの反応を示した。米株安や米債利回り急低下とともに為替市場では円高やドル安が強まった。しかし、週明けロンドン市場ではリスク警戒の動きが一服している。欧州株や米株先物・時間外取引が反発しており、押し目買いの動きとなっている。ドル円は東京朝方に147円手前まで売られたが、ロンドン時間には148円台を回復する場面があった。ユーロ円は171円台乗せ、ユーロドルは1.1550付近まで下押しされている。ただ、足元では値動きが落ち着いており、NY勢の出方待ちとなっているようだ。米雇用統計については、米経済先行きへの不安感と、9月に米追加利下げが実施されるとの期待感が交錯している。また、きょうは目立った金融当局者発言や経済指標発表はなく材料難。、先週末の激しい相場展開の後で、癒しの相場展開となっているようだ。

 ドル円は147円台後半での取引。東京朝方に147.06近辺まで安値を広げたが、その後は先週の米雇用統計後の下げに調整買いが入っている。ロンドン序盤には148.09近辺まで買われる場面があった。欧州株や米株先物・時間外取引が反発しており、リスク警戒の動きが緩んでいる。ただ、ドル円は148円台に乗せると戻り売りが入っており、足元では147円台後半で推移している。

 ユーロドルは1.15台後半での取引。東京朝方の1.1596近辺を高値に、その後は上値を抑えられている。ロンドン序盤には1.1550付近に安値を広げている。ただ、下押しもここまでで、その後は1.15台後半で推移している。ユーロ円は下げ渋り。東京朝方の170.47近辺を安値に、ロンドン序盤には171.16近辺まで買い戻しが入った。ただ、ドル円と同様に上値では売りが待ち構えており、171円台は維持できていない。ユーロポンドはユーロ売りが優勢。調整主導の動きとみられるが、この日発表された8月センティックス・ユーロ圏投資家信頼感は予想外のマイナスの数字を示していた。

 ポンドドルは1.33付近での取引。東京早朝の1.3322近辺を高値に、東京午前には1.3254近辺まで下落。その後はそのレンジ内での揉み合いが続いている。ポンド円は買いが優勢。東京朝方の195.31近辺を安値に買われ、ロンドン序盤には196.54近辺に高値を伸ばしている。ユーロポンドは0.8735付近を高値に0.8697近辺まで軟化、ポンド買いが優勢になっている。今週木曜日には英MPCの結果が発表される。市場では25bp利下げが織り込み済みとなっており、これまでのポンド売りに調整が入りやすい状況も垣間見られる。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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