アジア株 トランプ関税を警戒、さらなる延長認めない 関税政策を積極的に推し進める
アジア株 トランプ関税を警戒、さらなる延長認めない 関税政策を積極的に推し進める
東京時間11:33現在
香港ハンセン指数 24007.10(-140.97 -0.58%)
中国上海総合指数 3507.95(+10.47 +0.30%)
台湾加権指数 22378.20(+15.93 +0.07%)
韓国総合株価指数 3123.36(+8.41 +0.27%)
豪ASX200指数 8563.80(-26.89 -0.31%)
アジア株はまちまち、トランプ関税が引き続き警戒されている。
トランプ氏は関税を警告するも発効を8月1日に延期することを決定、そのため約3週間の猶予がある。ただ、トランプ氏は8月1日以降のさらなる延長は認めないと明言。さらに、今後数日間は自身の関税政策を積極的に推し進める意向を示した。銅に50%、医療品には極めて高い200%の関税を課すと表明。
米中協議の進展期待は高まっており上海株は5営業日続伸。
ラトニック米商務長官は世界最大の経済大国である中国と米国の間でより大きな貿易交渉を始めるつもりだと述べた。ラトニック氏は8月に予定されている中国との会談にベッセント氏とグリア氏と一緒に出席する。中国はレアアースの許可を「迅速に」承認しているとも述べた。きのうはベッセント米財務長官が今後数週間に中国と貿易問題など前進させる見通しで、貿易だけでなく他の分野でも協議していきたいと述べていた。
きょう発表された中国6月の消費者物価指数は5カ月ぶりにプラスに転じた。一方、生産者物価指数の低下幅は約2年ぶりの大きさとなった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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