ロンドン序盤は円安の動き、欧州株が堅調 ECB理事会を控えて=ロンドン為替
ロンドン序盤は円安の動き、欧州株が堅調 ECB理事会を控えて=ロンドン為替
ロンドン序盤は円安の動きが優勢。欧州株が堅調に推移しており、独DAX指数は取引時間中の最高値を連日更新している。昨日の独政府閣議で大規模な法人税軽減策が決定されたことが引き続き好感されている。日本発の材料としては長期債利回りの低下傾向が円安の動きを下支えしている。市場には長期債発行減額の思惑が強いもよう。この日の30年債入札の不調に対する反応は吸収されている。このあとのECB理事会では25bp利下げが市場に織り込み済みとなっている。その次の理事会についての見方が示されるのかどうかが注目されている。
ドル円は一時143.40付近まで高値を伸ばした。ユーロ円は163.67近辺、ポンド円は194.52近辺に高値を更新した。ただ、足元では上昇一服となっている。そのなかでは、リスク選好の受け皿として豪ドルが買われており、豪ドル円は高値を93.25近辺に伸ばしてきている。
USD/JPY 143.14 EUR/JPY 163.41 GBP/JPY 194.24 AUD/JPY 93.21

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。