ドル円揉み合い 植田「ハト派」発言で円売り、トランプ関税報道でドル上下動
ドル円揉み合い 植田「ハト派」発言で円売り、トランプ関税報道でドル上下動
植田日銀総裁がハト派寄りな発言をして一時円売りが広がり、ドル円は150.28円付近まで上昇した。ただ、その後はドル売りに押され150円ちょうど付近まで軟化。国会に出席している植田日銀総裁は「基調的物価上昇率はまだ少し2%を下回っている」「コメ含む食料品価格は上昇率としては落ちついてくる」などと発言した。
一方、トランプ米大統領は「相互的よりは寛大なものになるだろう、相互的とすれば人々にとって非常に厳しいものになる」と発言。関税懸念緩和でドルが売られている。これより前に、トランプが「数週間以内」に銅の輸入関税を実施する可能性があり、当初予定していたよりも早い実施になるとの報道が伝わり一時ドル買いが進んだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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