アジア株 まちまち、香港大幅反落も豪州は堅調
東京時間17:41現在
香港ハンセン指数 24219.95(-551.19 -2.23%)
中国上海総合指数 3408.95(-17.48 -0.51%)
台湾加権指数 22377.26(+416.43 +1.90%)
韓国総合株価指数 2637.10(+8.48 +0.32%)
豪ASX200指数 7918.89(+90.64 +1.16%)
20日のアジア株は、まちまち。前日の米株式市場が堅調だったことが好材料。米FOMCでパウエル議長は関税の影響が一過性に留まると楽観的な見方を示していた。一方で、イベントを通過したことでこのところ買われた中国・香港株などには調整圧力もみられた。
上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒や食品大手の佛山市海天調味食品など飲料や食品関連が下げを主導した。通信大手の中国電信(チャイナ・テレコム)、中国移動(チャイナ・モバイル)なども下落。一方で、エネルギー関連の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中海油田服務(チャイナ・オイルフィールド)などは買われた。
香港ハンセン指数は大幅反落。主力株主導で利益確定売りが強まった。阿里健康信息技術(アリババ・ヘルスインフォ)、中国人寿保険、インターネット検索の百度(バイドゥ)、JDドットコム、安寧(リーニン)美団(メイトゥアン)などが下落。
豪ASX200指数は大幅反発。この日発表された豪州雇用統計が予想外に弱まったことで、市場では5月の豪中銀利下げ観測が高まり、株式市場に好感された。IT関連のゼロやワイズテック・グローバルなどが買われた。大手銀行のオーストラリア・コモンウェルス銀行なども堅調。不動産会社のグッドマン・グループも高かった。一方、資源関連のBHPグループなどが安かった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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