【海外市場の注目ポイント】１月の米ＰＣＥ価格指数など

　日本時間午後１０時半に１月の米個人消費支出（ＰＣＥ）価格指数が発表される。大方の予想は前年比２．５％上昇となっており、前年比の伸びが前月の２．６％上昇から鈍化するとみられている。１２日に１月の米消費者物価指数が発表されており、予想を上回っていた。１月の米ＰＣＥ価格指数も同様の結果になるようであれば、米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の追加利下げの先送り観測が広がり、ドルが買われる可能性がある。
　　
　また、日本時間午後１０時半には１月の米個人所得や１月の米ＰＣＥも発表される。１月の米個人所得は、大方の予想が前月比０．４％増となっており、前月比では３６カ月続けて増加すると見込まれ、１月の米ＰＣＥは、大方の予想が前月比０．２％増となっており、前月比では２２カ月続けて増加するとみられている。
　　
　さらに、日本時間午後１１時４５分に２月の米シカゴ購買部協会景気指数も発表される。大方の予想は、４０．８となっており、前月の３９．５を上回り、２カ月続けて上昇すると見込まれている。
　　
MINKABU PRESS