ユーロはドイツとフランスの政治リスクが意識され、一段安に対して脆弱な状況=NY為替
きょうのユーロドルは1.14ドル台後半で上下動。先週の下げは一服しているものの、買い戻しの動きは鈍く、1.15ドルに上値を抑えられている。一方、ユーロ円は買いが優勢で180円台後半に一時上昇。
ユーロはドイツとフランスの政治リスクが意識され、一段安に対して脆弱な状況となっているとの指摘が出ている。ドイツでは、州議会選挙でキリスト教民主同盟(CDU)がドイツのための選択肢(AfD)に議席を奪われている。選挙での苦戦を受け、メルツ政権の政治基盤を巡る不透明感が意識されている。
フランスでも、4月の大統領選を控えた政治リスクがユーロの重しとなっている。格付け会社スコープは18日、財政見通しの持続的な悪化を理由にフランスの信用格付けを「AA-」から「A+」へ引き下げた。フランス政府が財政赤字目標を大幅に超過する見通しを示したことを受け、フランス10年債とドイツ10年債の利回り格差はすでに1.00%ポイントを上回っており、引き続き拡大圧力がかかりやすい状況となっている。
EUR/USD 1.1470 EUR/JPY 180.58 EUR/GBP 0.8578
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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