円売りが優勢、ドル円157円台前半、原油安や米債利回り低下、株高で=ロンドン為替概況
円売りが優勢、ドル円157円台前半、原油安や米債利回り低下、株高で=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、円売りが優勢。週明けのマーケットは原油安、米債利回り低下、株高とリスク状況が改善している。ドル円はアジア時間に156.50台まで下押しされたあとは、堅調な足取りを示しており、ロンドン時間には157.30付近まで買われている。クロス円も同様に堅調な動き。ユーロ円は179円台後半から180円台半ば超えへ、ポンド円は209円台前半から210円台後半まで上昇した。ドル円は先週末のNY市場で158円付近から156円台へと下落、政府・日銀によるレートチェック観測が広がっていた。週明けも介入警戒感が意識されているもようで、円安の動きは慎重なものとなっている印象だ。この日は目立った経済統計発表は予定されておらず、手掛かり難。発言関連ではシカゴ連銀総裁が物価安定の回復に痛みは避けられないと述べている。独連銀月報では、ドイツ経済が一時的な要因により第3四半期にモメンタムを失うものの、年末に向けて再び加速する見通しが示された。ただ、いずれにも為替相場は目立った反応を示していない。
ドル円は157円台前半での取引。週明けは東京市場が敬老の日で休場となるなか、アジア午前に156.58付近まで一時軟化した。しかし、その後は円売りの流れが継続し、ロンドン時間には157.31付近まで高値を伸ばしている。原油安・株高・米債利回り低下などがリスク選好的な円売りにつながった格好。ただ、先週末のレートチェック観測を受けて、ドル円の値動きは慎重なものとなっている。
ユーロドルは1.14台後半での取引。週明けオセアニア時間の1.1487付近を高値に、ロンドン序盤にかけて1.1471付近まで軟化した。その後は再び1.1480付近へと買い戻される往来相場となっている。ユーロ円はオセアニア時間の179.73付近を安値に買われている。ロンドン時間には高値を180.59付近に更新している。この日は全般に債券利回りが低下しているが、独仏10年債格差は99bpと引き続き大幅になっている。
ポンドドルは1.33台後半での取引。オセアニア時間の1.3394付近を高値にロンドン序盤には1.3369付近まで軟化したが、その後は下げ一服となっている。ユーロドルとともに狭いレンジのなかでややドル高に傾斜した。ポンド円はオセアニア時間の薄商いの中で209.31付近から210.77付近までのレンジで振幅したあとは、209円台後半から210円台後半へとじり高の値動きが続いている。ユーロポンドは0.8571から0.8593までのレンジで振幅も、その後は0.8575-80レベルでの取引に落ち着いた。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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