ポンドドルはリバウンド相場の流れ維持 明日の英米首脳会談に注目も=NY為替
きょうのポンドドルは買いが続いており、一時1.27ドル台を回復する場面が見られた。1月中旬からのリバウンド相場の流れをきっちり維持しており、目先は200日線が控える1.27ドル台後半の水準を試しに行くか注目される。
一部では今週予定されているスターマー英首相とトランプ大統領の会談に注目する向きもいる。英米会談が好意的に受け止められれば、ポンドは対ユーロで上昇する可能性があるという。
スターマー首相は国防費の増額をコミットしたことで、この会談は「暖かいヘッドライン」を生み出す可能性があるという。貿易戦争に関しては、英国は主要国では数少ない対米赤字国でもあることから、相対的にアウトパフォーマーと見られている。しかし、対ドルでは、ポンドは一段安となりそうだという。英米両首脳は明日ワシントンで会談する予定。
GBP/USD 1.2676 GBP/JPY 188.75 EUR/GBP 0.8271
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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