ドル円、やや戻り売り 明日は日銀決定会合=NY為替序盤
きょうのドル円はやや戻り売りに押されており、156円台前半に値を落としている。本日は全体的に様子見の雰囲気が広がる中、ドル売りの動きが広がっている。
市場は明日の日銀決定会合に注目しているが、日銀利上げはほぼ確実と見ている。ただ、市場はそれを既に十分に織り込んでおり、次の行動に向けての植田総裁のヒントと円相場の反応に注目している。ただ、植田総裁はデータ次第の慎重姿勢を示すと見られており、ハト派的利上げで円高への期待も高まっていない。
円高のシナリオがあるとすれば、日銀のタカ派サプライズか、トランプ大統領の貿易政策に絡んだリスク回避が想定されるが、あるとすれば、後者の方が可能性が高いとみられている。
なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は156円に観測。
23日(木)
156.00(9.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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