円全面高、米大統領の就任式次第で日銀は追加利上げへ=東京為替前場概況
東京午前のドル円は円買い・ドル売りが優勢。一時155.21円付近まで下げた。昨日の植田日銀総裁の発言を手がかりとした動きが継続したほか、来週20日のトランプ米次期大統領の就任式を受けて金融市場などで大きな混乱が起きなければ、来週の日銀金融政策決定会合で追加利上げを決める公算が大きいと伝わったことも円買いの手がかり。複数の関係者の話としてブルームバーグが伝えた。昨年末の段階で日銀幹部は春闘の賃上げ動向を見守る可能性を示唆していたが、短期間で態度を修正している。
クロス円も下落。ユーロ円は159.75円付近、ポンド円は189.84円付近、豪ドル円は96.59円付近まで下げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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