ドルは短期的に下落の可能性 米経済見通しが弱まれば=NY為替
きょうの為替市場はドル買いが一服しており、ユーロドルは1.03ドルちょうど付近まで買い戻されているほか、ドル円も157円台前半に値を落としている。
ただ、FRBの動向や今月誕生するトランプ次期政権の関税政策を巡ってドル高への期待は強い。ドル指数は4カ月連続で上昇し、22年11月以来、約2年ぶりの高値水準まで上昇している。
そのような中、一部からはドルは短期的に下落の可能性があるとの指摘が出ている。米経済見通しが弱まれば、ドルは短期的に下落するはずだという。市場はFRBによる利下げの可能性を過小評価している可能性があり、米成長見通しが弱まれば、ドル安が引き起こされる可能性は高い述べている。
つまり、今後発表される米経済指標が予想を下回る内容だった場合、2年ぶりの高値水準にある分、ドルは即座に売られ易いという。
USD/JPY 157.38 EUR/USD 1.0294 GBP/USD 1.2413
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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