ドル円は153円半ばから154.40台まで買い戻される=東京為替概況
ドル円は153円半ばから154.40台まで買い戻される=東京為替概況
東京終盤のドル円は、昼頃につけたこの日の安値153.55付近から一時154.40台まで買い戻された。東京午前は、トランプ米次期大統領が米次期財務長官に財政規律重視派とされるベッセント氏を指名したとの報道を受け、米インフレ再燃観測が後退し、ドルが売られた。ドル円は、昼頃には前日NY終値比1円超のドル安円高水準となる153.55付近まで下落する場面があった。
しかし、午後に入って下げ渋ると、154.40台まで水準を戻している。ベッセント氏が米紙のインタビューで「次期政権での政策優先事項はトランプ減税の実現」「ドルの基軸通貨としての維持に焦点」などとコメントしたことを受けて、買い戻しが優勢となった。
ユーロドルは朝方のドル安傾向を受けて一時1.0501付近まで上昇したあと、高止まりとなった。
ユーロ円は朝方に一時161.93付近まで上昇したあと、いったん上げを帳消しにする場面があったが、午後は再び円安傾向となり、162円台をつけた。ポンド円も午後は円安に振れ、この日の高値となる194.62付近まで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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